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PICKUP Luvits! -Interview- | 植草航(うえくさ わたる)| アニメーション作家

こんにちは、Luvits!編集部の石井龍です。毎回Luvits!の編集スタッフが注目する人物、文化、スポットをピックアップしてお届けする連載「PICK UP Luvits!」。
今回は『向ヶ丘千里はただ見つめているだけだった』が2009年のデジスタ・アウォードでグランプリに輝き、話題の展示&ライブペイント企画カオス*ラウンジの【新しい】カオス*ラウンジ【自然】への参加も記憶に新しい植草航氏をピックアップ。
新しい感性を覗かせる新世代のクリエーターはどのように形成されたのか、自身のバックボーンや制作スタイルに触れながら話しを聞きました。

Text:石井龍


ーーまず始めに、植草さん自身についてお伺いします。アニメーションを制作するきっかけなどありましたら教えて下さい。

植草:小学生の頃から絵は描いていたのですが、その頃はあまり意識して描いてはいなかったです。ちゃんと意識して描き始めたのは高校生になってからだと思います。「好きなことなんだろう?」と考えてみると、イラストが好きだったんです。なのでその頃は自分の殻に閉じこもってたというか…。周りにはサッカーなどをして遊んでいる子が多く、そういった環境もあり、絵を描く行為が自分にとって良い行為だと思っていなかったんです。自分の周りに一人か二人同じ趣味を持っている人がいれば良かったんですけど、その頃はあまり共感を得ることがなかったですね。

ーーその時から一人でやってこうと考えていたんですか?

植草:まだ子供だったので何にも考えてませんでした。そうは言っても同じ文脈が好きな人は少なからずいて、みんな同じゲームやっていたり、自分がそれに対してすごく執着心あったんだな、と感じています。

ーー植草さんにとってゲームはキーワード、バックボーンになっているんですね。

植草:僕はまさに「ポケットモンスター(以下:ポケモン)」や「デジタルモンスター(以下:デジモン)」などの世代の人間ということもあり、自分のオリジナルモンスターを描くのがずっと好きだったんです。ただ、造形だけでキャラクターの個性を作るのではなく、動きでも個性を作り出すということを考えるようになり、それでアニメーションを作り始めました。なのでそれがアニメーション制作の出発点でもあります。

ーーポケモンやデジモンがイメージソースになるというのは、まさに世代感を象徴しているような気がします。具体的にどういった部分に惹かれたも教えてください。

植草:友達同士の共通の話題だったり、自然に触れられるというのが大きいと思います。ただ、なんで好きかと言われると、単純に図鑑が好きなんですよね(笑)。コレクション的な同じ枠の中にキャラクターがたくさん入るという仕組みであったり、デジモンの場合は、ちょうどパソコンが普及した時期で、初期のデジモンの設定のデジタルな仮想空間であったり、デジタルな生命体などの感じがカッコいいと思い(笑)。今となっては当たり前の設定なんですが、当時としては現実世界の他にもう一つの仮想世界が広がっているというのが魅力的でした。それに、きっとデジモンの影響なんですけど、外側に外殻があって中身に何か正体不明なものが入っているようなデザインが好きだったりしました(笑)。

ーーなるほど(笑)。アニメを制作するようになったのはいつごろですか?

植草:大学に入ってからです。それまではずっとイラストを描いていました。

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アイドル、アニメ、アニソンといった現在盛り上がりを見せる”ジャパンコンテンツ”をサブカルチャー目線で紹介するカルチャーサイト。ドキュメント形式の動画インタビューや、Luvits!が注目するキーパーソンのコラムなど、様々な角度からこのシーンを捉えていく。その他にも最新ニュース、リポート記事、コメント動画の配信など、ライトな情報も発信している。

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