SQUARE ENIX MUSICロールプレイングレビュー

ロールプレイングレビュー Vol.8:『More SQ』ELECTROCUTICA

年間40本を超えるタイトルをリリースするSQUARE ENIX MUSICによる連載・ロールプレイングレビュー。レーベル一押しのタイトルについて、作品に携わった方々が、完成までの舞台裏や制作秘話をアンケートとインタビューで解き明かします。
今回は最新作『More SQ』の『クロノ・トリガー』より『世界変革の時』を手がけたELECTROCUTICAのお二人に話を聞きました。

ロールプレイングレビュー

【アンケート】

Q1.自身にとって「More SQ」はどのような作品でしょうか?
A.それぞれ違うフィールドで活動しているアーティストが集まる作品ということで、完成したものを聴くのがとても楽しみなアルバムです。

Q2.制作過程で印象に残っていることを教えてください。
A.曲のアイディアを練る時に、スーパーファミコンを引っ張り出して来て、久々に最初からプレイしました。

――また、それはなぜですか?
A.小さい時に遊んでいたのとはまた違い、音に集中しながらゲームをやるというのが面白い感覚だったというのと、小さい頃に慣れ親しんだ作品をきっかけに音楽制作に興味を持ったことが現在の活動までつながっているのですが、原点回帰というか、とても感慨深いものがありました。

Q3.本作で特に気になる曲TOP3は?
A.→Pia-no-jaC←、mouse on the keys、畠山美由紀 meets 平戸祐介トリオ さんです。

――また、その理由も教えてください。
A.「クロノ・トリガー」は勿論、「FINAL FANTASY」シリーズのVIIIやIXも特に良くプレイしたものなので、どんなアレンジで聴けるのか楽しみです。

Q4.自身にとって、ゲーム音楽とは?
A.創作活動をはじめるルーツのひとつになったものです。



ーーオファーを貰ったときの気持ちを教えてください。

ELECTROCUTICA:ちょうど2人で「ゲーム音楽をアレンジしたりしたいね。でも二次創作的ではなく、権利者さんの許可をいただいた公式的な形でやるにはどうしたらよいかな?」と企画を考えていた時にお話をいただいたので、テレパシーが通じたような感覚でした。

ーー本作に参加する事によって何か変化したことはありますか?(周りの反応や自分の心境の変化なども含め)

ELECTROCUTICA:変化は特にないですが、普段ELECTROCUTICAの音楽を聴いてくださっている方々も、ゲーム好きが多いのでかなり注目していただいているようで嬉しいです。

ーーSPECIAL OTHERSやmouse on the keysなどの、普段関わりが少ないアーティストと同じコンピに参加するということでしたが、何か意識したことなどありますか?

ELECTROCUTICA:全く違うフィールドで活躍されている方々に、自分たちの音楽を聴いてもらえるきっかけにもなると思うので、いつもは毎回違った曲調に挑戦しているのですが、今回は名刺的というか今までのELECTROCUTICAの作風を統合したようなものにしました。

ーーどこが一番苦労しましたか?

ELECTROCUTICA:最近、歌のある曲が多かったので、完全にインスト曲(のアレンジ)を作るのは久々で、メインメロディの扱いが難しかったです。

ーーどこに一番達成感を感じましたか?

ELECTROCUTICA:何パターンかアレンジを考えて迷っていましたが、作りすすめていくうちに曲の流れとアレンジの変化のバランスが取れました。

ーー今回はどのような役割分担で作業をしたのですか?

ELECTROCUTICA:「クロノ・トリガー」の音楽に詳しい喜多嶋がベースとなる方向性を決めて、Treowがそれを具現化していきました。

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PROFILE

SQUARE ENIXから発売するゲームソフトに基づいたサウンドトラックやアレンジアルバムなど、年間40本を超えるタイトルをリリースする音楽レーベル

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