「JAPAN EXPO」にてUST配信されたイベント『Anime Songs Night in Harajuku~Jump to the world~』イベントレポート!

Water Rat Back
サブカルチャーとして成長してきたアニメがポップカルチャーとして捉えられはじめた現在。音楽のカテゴリーとしてやや「エクストリーム」であったアニメソングは、水樹奈々が第60回紅白歌合戦へ出場を果たすなど、「メインストリーム」へと広がりつつあり、世間のアニメソングへの注目度の高さが伺える。さらに国外に目を向けても、2010年6月にアメリカ・ラスヴェガスで開催された桃井はるこ出演の「MOMO-I NIGHT FEST 2010」や9月に香港へのオフィシャルツアーを控えたJAM Projectなど、アニメソングが国内に留まらず世界へ向けて発信されていることは周知の事実だ。そんな”ホップカルチャー”の一つであるアニソン歌手が終結したイベント『Anime Songs Night in Harajuku~Jump to the world~』が7月4日、原宿クエストホールにて開催された。さらに当日、フランス・パリにて開催中であった「JAPAN EXPO」会場内、「コ・フェスタ」ブースにて、本イベント第2部の様子がUSTREAM生中継で放送された。

第1部の先頭を飾ったのはWater Rat Back。本イベントにおいては珍しいバンドセットでの演奏を披露した。見事にトップバッターを務め上げ、ELISA、喜多修平、Daisy×Daisyへと繋げた。そして次にステージに登ったのは牧野由依。『ツバサ・クロニクル』のヒロイン、サクラ役で声優デビューを果たした彼女は、岩井俊二監督に見いだされ彼の作品にピアノ演奏で参加するなど、彼女の持つ独特の世界感のファンは多い。本公演でも、しっとりとした特徴的な歌声が会場を包みこんでいた。

牧野由衣の演奏を聴きおえ、会場が懐旧の念に浸るような雰囲気になっていると米倉千尋が登場。「悪いけど、この雰囲気を壊すよー!」と、たった一言で会場を米倉ワールドに染めた。1曲目「嵐の中で輝いて」でトップギアにスイッチ・オン。「Butterfly Kiss」「WILL」とフルオンな展開を見せ、興奮冷めやらぬ中幕を閉じた。

第2部開始の口火を切ったのは東京ブラススタイルだ。アニメソングをブラスバンド形式でカバーする彼女たち。このライブでも、ブラスバンドスタイルにアレンジした楽曲を、生楽器の生む迫力あるサウンドに乗せ私たちに届けてくれた。そして、第1部にも登場したDaisy×Daisy、喜多修平、ELISA、米倉千尋が再び熱演を見せた。

スタートのファンファーレともとれる東京ブラスタイルの好演から始まった第2部。フランスにUSTREAM生中継された本イベントもいよいよ終演が近づいてきた。トリを務めるのは、つい先月ツアーを終えたばかりのKalafina。もはや説明不要の存在である彼女たちは、「Lacrimosa」「overture〜oblivious」「光の旋律」と、貫禄のステージングで掉尾を飾り、イベントはフィナーレを迎えた。

牧野由依「アムリタ」(『劇場版ツバサ・クロニクル 鳥カゴの国の姫君』ED曲)、米倉千尋「WILL」(『仙界伝 封神演義』OP曲)、Kalafina「光の旋律」(『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』OP曲)、ELISA「Real Force」(『とある科学の超電磁砲』後期ED曲)など、参加歌手、バンドも然ることながら歌った曲目もアニメソングファン必聴のセットリストとなった本イベント。日本で注目されるアニメソング=世界が注目するアニメソングとなり、アニメソングというジャンルがワールドスタンダードとなる日も近いのかもしれない。また、海外からも日本のアニメソングのような作品が逆輸入されることも楽しみでならない。








原宿クエストホール

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